お名前.comはドメイン登録サービスとして知られているため、「ドメインをそこで取ったから、サーバーも同じところにすべきか」という悩みが生まれます。結論から言うとまとめる必要はありません。ここでは同じ会社にまとめる場合と分ける場合のそれぞれの利点を整理し、判断材料を示します。当サイトは非公式サイトで、公式に確認できた数値だけを掲載します。比較の全体像は比較ピラーをご覧ください。

✓先に結論:用途で決まる
エックスサーバーを選ぶ場合こんな人
  • これから新規にドメインも取る(永久無料特典で実質0円)
  • 22年の運用実績と情報量の多さを重視する
  • 転送量無制限でアクセス増加に備えたい
まとめることを優先する場合こんな人
  • すでにお名前.comで複数のドメインを管理している
  • 請求と管理画面を1つにまとめたい
  • ネームサーバーの設定作業を避けたい
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そもそも、まとめる必要があるのか

まずこの前提から整理します。ドメインとサーバーは別の会社でも問題なく運用できます。

必要なのは、ドメイン側でネームサーバーをサーバー会社のものに向けるという設定だけです。この設定は一度行えば以後は触りません。

同じ会社にまとめる別々の会社
ネームサーバー設定不要最初に1回必要
ログイン画面1つ2つ
請求まとまる別々
更新管理1画面で確認それぞれ確認
トラブル時の問い合わせ1社で完結切り分けが必要
ドメイン無料特典契約先の条件による契約先の条件による

手間の差は「ネームサーバーを1回設定するかどうか」です。運用が始まってしまえば、日常的な差はほとんどありません。設定方法はネームサーバーの記事にまとめています。

実務で効いてくるのは更新忘れの防止です。ドメインとサーバーの更新日が別々だと、片方を見落とすことがあります。ドメインが切れるとサイトもメールも止まるため、どちらの方式でも自動更新の設定は必ず行ってください。

比較表(確認できた項目)

いずれも公式サイトで確認した内容です。

項目エックスサーバー(スタンダード)お名前.com レンタルサーバー
月額693円(36ヶ月)2,398円(最低利用期間なし)
3年総額24,948円86,328円
初期費用0円0円
容量500GB(NVMe)1TB(SSD)
転送量無制限無制限
マルチドメイン無制限無制限
自動バックアップ14日分・復元無料14日間・復旧無料
無料お試し10日間なし(初回申込月の月額が無料)
独自ドメイン永久無料12ヶ月以上で1つ、24ヶ月以上で2つ2つ(取得・更新とも0円)
契約期間の縛り3ヶ月〜36ヶ月から選択最低利用期間なし
プラン数3プラン1プラン

出典:エックスサーバー公式・お名前.comレンタルサーバー公式の各ページ(2026年9月5日確認・税込)。エックスサーバーのキャンペーン価格は2026年11月4日17:00まで。お名前.comは料金に「サービス維持調整費」が加算される場合があると明記されています。

3年総額の差は61,380円です。月額だけを見ればお名前.comは3倍以上高くなります。

ただしお名前.comは1プランのみで、内容が上位帯に寄っています。容量1TB、独自ドメイン2個が取得も更新も永久0円、最低利用期間なし。ドメイン代(年1,000〜4,000円×2個)を差し引いても差は残りますが、単純な倍率ほどの開きではありません。

公式ページには「サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合のサービス維持調整費を加算させていただきます」と記載されています。公式サイト内の他社比較表では、この調整費を含めた月額が2,637円と表記されています。表示価格の2,398円との差は月239円、3年で8,604円です。実際の請求額は申込画面で確定額を確認してください。また初回請求では翌月・翌々月分もまとめて請求される仕組みです。

すでにお名前.comでドメインを持っている場合

もっとも多いケースです。選択肢は3つあります。お名前.comのレンタルサーバー(共用サーバーSDを含む)からサイトごと移す具体的な手順は、お名前.comからエックスサーバーへの移行にまとめています。

選択肢1:移管せず、ネームサーバーだけ変更する

もっとも手軽です。お名前.comの管理画面でネームサーバーをエックスサーバーのものに変更すれば、そのままサイトを運営できます。

  • ドメイン代はお名前.comに払い続ける
  • 移管の手続きも待ち時間も不要
  • エックスサーバーの無料ドメイン特典は別の新しいドメインに使える

「今のドメインはそのまま、無料特典は新規サイト用に取っておく」という使い方ができます。

選択肢2:エックスサーバーへ移管する

無料特典の対象にできますが、移管時に1年分の更新料が必要です。長く使う予定なら2年目以降は無料になるため、元は取れます。

移管には手続きと待ち時間がかかるので、急いでいる場合は選択肢1で立ち上げてから、あとで移管するという順序でも構いません。特典の条件は無料ドメインの記事をご覧ください。

選択肢3:お名前.comのサーバーを使う

管理をまとめたい場合の選択肢です。ただし料金・仕様は当サイトで検証中のため、公式サイトで条件をご確認ください。

11/4(水)17:00まで
エックスサーバー スタンダード 月693円〜(36ヶ月契約・総額24,948円)
10日間無料お試し ・ 初期費用0円 ・ 独自ドメイン2つ永久無料

エックスサーバー側で確認できている条件

比較の土台として整理します。

料金:スタンダードプランの通常月額は12ヶ月1,100円、36ヶ月990円。キャンペーン期間中(2026年11月4日17:00まで)は12ヶ月990円、24ヶ月836円、36ヶ月693円。

無制限の項目:転送量、マルチドメイン、サブドメイン、メールアカウント、MySQLデータベース。

特典:独自ドメイン永久無料(12ヶ月以上で1つ、24ヶ月以上で2つ)。対象は .com/.net/.org/.info/.biz/.xyz/.link/.click/.blog/.online/.site の11種類。.jpはプレミアム以上、.co.jp等はビジネスプラン。

その他:初期費用0円、10日間無料お試し、自動バックアップ14日分・復元無料、無料独自SSL。

実績:2003年サービス開始、運用サイト数250万件、稼働率99.99%以上。

詳細は料金ピラー、できること一覧にまとめています。

Xserverアカウントのドメイン一覧画面
XServerドメインの管理画面。ドメインごとの契約状況と利用期限・自動更新の有無が確認できる(2026年10月9日撮影。ドメイン名などはぼかしています)。

判断のポイント

これから新規にドメインも取る場合

エックスサーバーでまとめて取得するのが手間もコストも少なくなります。12ヶ月以上の契約で永久無料特典の対象になり、ネームサーバーの設定も不要です。

すでにドメインを持っている場合

移管は必須ではありません。ネームサーバーを変更するだけで運用できます。無料特典は新しいドメインに使うという判断もできます。

複数のドメインを管理している場合

管理をまとめる価値は上がります。ただし移管には各ドメインごとに1年分の更新料がかかるため、まとめて移管すると費用がまとまって発生します。段階的に移すという方法もあります。

コストを最優先する場合

料金の比較は、お名前.com側の数値を確認してから判断してください。エックスサーバー以外の選択肢を含めた3年総額の比較はWordPress向けサーバー比較にまとめています。

まとめ

お名前.comでドメインを持っていても、サーバーを同じ会社にする必要はありません。ネームサーバーを一度設定すれば、エックスサーバーで問題なく運用できます。

まとめる利点は管理画面と請求が1つになること、分ける利点はそれぞれで条件の良いサービスを選べることです。どちらを取るかは、管理するドメインの数と手間の許容度で決まります。

これから新規にドメインを取るなら、エックスサーバーでまとめて取得すると永久無料特典の対象になり、ネームサーバー設定も不要です。すでに持っているドメインは、移管せずネームサーバーを向けるだけで十分です。

お名前.comのレンタルサーバーの料金・仕様は、当サイトで確認したうえで順次このページに追記します。数値の揃った比較はConoHa WINGとの比較、ロリポップ!との比較をご覧ください。