ドメインの取得自体は数分で終わりますが、取得しただけではサイトは表示されません。取得(Xserverアカウント側)とサーバーへの追加(サーバーパネル側)は別の作業です。ここでは取得の手順と、その後サイトが表示されるまでの流れをまとめます。ドメイン全般の考え方はドメインピラーをご覧ください。

作業は2段階だと覚えてください。①ドメインを取得する(Xserverアカウント)→ ②サーバーに追加する(サーバーパネル)。②を飛ばすと「ドメインを取ったのにサイトが出ない」状態になります。これがもっとも多いつまずきです。

取得の前に決めること

ドメイン名の候補を2〜3案用意する

希望の名前がすでに取得されていることは珍しくありません。申込画面で慌てて考え直すと、納得のいかない名前を選んでしまいます。

選ぶ基準は次のとおりです。

  • 短く、口頭で伝えられる長さ
  • サイト名・事業名と関係がある
  • ハイフンや数字を多用しない
  • 紛らわしい文字(1とl、0とO)を避ける

ドメイン名は変更できません。正確には別のドメインを取り直すことになり、それまでの記事のURLがすべて変わります。検索エンジンの評価も引き継げません。申込ボタンを押す前に確定させてください。

ドメインの種別を決める

無料特典の対象になる種別を選ぶと費用が0円になります。

種別必要なプラン
.com/.net/.org/.info/.bizスタンダード以上
.xyz/.link/.click/.blog/.online/.siteスタンダード以上
.jpプレミアム以上
.co.jp などビジネス

出典:エックスサーバー公式の独自ドメイン永久無料特典ページ(2026年9月3日確認)。

迷ったら .comです。認知度が高く、スタンダードプランで無料になります。

取得の2つの方法

方法1:サーバー契約と同時に取得する

これから始める人はこちらが最短です。クイックスタートを使うと、申込フォームの中でドメイン取得・WordPress設置・SSL設定まで完了します。

この方法の利点

  • ネームサーバーの設定が不要
  • サーバーへの追加も自動
  • WordPressの設置まで一度に終わる

注意点

  • 10日間の無料お試しが使えなくなる
  • 申込時に支払いが確定する

手順はクイックスタートの記事にまとめています。

方法2:あとからXserverアカウントで追加する

すでにサーバーを契約している場合や、2つ目のドメインを取る場合です。

  1. 1
    Xserverアカウントにログインする
    登録メールアドレスとパスワードでログインする。サーバーパネルではドメインを取得できない
  2. 2
    ドメイン取得のメニューを開く
    ドメイン関連のメニューから新規取得に進む
  3. 3
    希望のドメイン名を入力して空きを確認する
    取得済みの場合は候補の別案を試す。種別(.comなど)も同時に選ぶ
  4. 4
    無料特典の対象か確認する
    契約期間とドメイン種別が特典の条件を満たしているか確認する。対象なら費用は0円
  5. 5
    内容を確認して申し込む
    ドメイン名のスペルを最終確認する。確定後は変更できない
Xserverアカウントのドメイン取得画面
Xserverアカウントの「ドメイン取得」。希望のドメイン名を入力して空きを検索する(2026年10月9日撮影)。

取得後にやること

ここを飛ばすとサイトは表示されません。

1. サーバーパネルでドメインを追加する

取得したドメインを、サーバーパネルの「ドメイン設定」から追加します。追加すると、そのドメイン用のフォルダがサーバー上に作られます。

取得(Xserverアカウント)と追加(サーバーパネル)は別の画面です。「ドメインを取ったのにサイトが出ない」という相談の大半が、この追加を行っていない状態です。管理画面の役割分担はサーバーパネルの使い方にまとめています。

2. 無料独自SSLを有効にする

httpsでアクセスできるようにします。ドメイン追加時に自動で設定されることが多いのですが、反映されているかは確認してください。

3. サイトの中身を用意する

WordPressを設置するか、ファイルをアップロードします。中身がなければ、ドメインにアクセスしても何も表示されません。

4. 表示を確認する

ブラウザで自分のドメインにアクセスし、httpsで表示されるかを確認します。

取得直後は表示されないことがあります。DNSの反映に時間がかかるためで、故障ではありません。「このサイトにアクセスできません」と出ても、時間をおいて再度アクセスしてください。設定を何度も変更すると、かえって反映が遅くなります。

費用について

無料特典の対象になるかで大きく変わります。

ケース取得費用更新費用
無料特典の対象0円0円(契約中)
特典の枠を使い切っている通常価格通常価格
対象外の種別(スタンダードで.jp など)通常価格通常価格
3ヶ月・6ヶ月契約通常価格通常価格

具体的な取得・更新料金は種別によって異なるため、Xserverアカウントの取得画面に表示される金額をご確認ください。当サイトでは変動する価格を転記しない方針です。

3ヶ月・6ヶ月契約は特典の対象外です。ドメインを無料にしたいなら、サーバーの契約期間を12ヶ月以上にしてください。特典の条件は無料ドメインの記事にまとめています。

2つ目以降のドメインを取得する

24ヶ月以上の契約なら2つ目も無料です。同時に取得する必要はありません。必要になった時点で追加できます。

2つ目の使い道としてよくあるケースです。

  • 事業用サイトと個人ブログを分ける
  • 新しいサービスを立ち上げる
  • 日本語向けと英語向けで分ける

マルチドメインは無制限なので、1つのサーバー契約に複数のサイトを載せられます。サーバーを追加契約する必要はありません。

よくあるつまずき

つまずき原因対処
サイトが表示されないサーバーへの追加が未実施サーバーパネルで「ドメイン設定」
取得直後にアクセスできないDNS反映待ち時間をおく
希望の名前が取れないすでに取得済み候補の別案を使う
費用がかかった契約期間・種別が特典対象外条件を確認
スペルを間違えた確認不足取り直しになる
httpsで表示されないSSL設定・反映待ちSSL設定を確認して待つ

スペルミスは取り返しがつきません。確定前に必ず声に出して読み、想定どおりかを確認してください。

まとめ

ドメインの取得は数分で終わりますが、取得しただけではサイトは表示されません。サーバーパネルでの追加作業が別に必要です。

これから始める人はクイックスタートを使ってサーバー契約と同時に取得するのが最短です。ドメイン取得・WordPress設置・SSL設定まで自動で完了し、ネームサーバーの設定も不要になります。

無料特典を使うには12ヶ月以上の契約と対象のドメイン種別という2つの条件を満たす必要があります。3ヶ月・6ヶ月契約は対象外です。

そしてドメイン名は変更できません。候補を2〜3案用意し、確定前にスペルを必ず確認してください。

ドメイン全般の考え方はドメインピラー、無料特典の条件は無料ドメインの記事、サーバーへの追加方法はサーバーパネルの使い方をご覧ください。