ドメインの更新料は、条件を満たせば0円になります。ただし「永久無料」という名前から誤解されやすい条件がいくつかあり、気づかないうちに対象外になっているケースもあります。ここでは無料になる条件、対象外になるパターン、そして更新忘れを防ぐ設定を整理します。ドメイン全般の考え方はドメインピラーをご覧ください。

✓先に結論:用途で決まる
更新料が0円になる条件こんな人
  • サーバーを12ヶ月以上の契約で申し込んでいる
  • 対象のドメイン種別(.com など)を選んでいる
  • 無料枠の範囲内(12ヶ月で1つ、24ヶ月以上で2つ)
更新料がかかるケースこんな人
  • 3ヶ月・6ヶ月契約(割引も特典も対象外)
  • 無料枠を超えた3つ目以降のドメイン
  • サーバーを解約したあと、または他社へ移管する場合
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無料になる条件

条件は契約期間とドメイン種別の2つで決まります。

契約期間による無料枠

契約期間無料になる数月額
3ヶ月01,320円
6ヶ月01,210円
12ヶ月1つ990円
24ヶ月2つ836円
36ヶ月2つ693円

出典:エックスサーバー公式の料金ページ・独自ドメイン永久無料特典ページ(2026年9月3日確認・税込)。スタンダードプランの場合。キャンペーン価格は2026年11月4日17:00まで。

3ヶ月・6ヶ月契約は、割引も無料ドメインも対象外です。この2つの契約期間を選ぶ理由はほとんどありません。

ドメイン種別による対象範囲

種別必要なプラン
.com/.net/.org/.info/.bizスタンダード以上
.xyz/.link/.click/.blog/.online/.siteスタンダード以上
.jpプレミアム以上
.co.jp など属性型JPドメインビジネス

出典:エックスサーバー公式の独自ドメイン永久無料特典ページ(2026年9月3日確認)。

スタンダードプランで .jp を選ぶと有料になります。ここを見落として「無料だと思っていたのに請求された」となるケースがあります。

「永久無料」の正確な意味

もっとも誤解が多い部分なので、正確に書きます。

永久無料=エックスサーバーの契約が続いている間、更新料が0円という意味です。

状態更新料
エックスサーバーを契約中0円
サーバーを解約したあと自己負担
他社へ移管する場合移管時に1年分

サーバーを使い続ける限りお得な特典で、やめるときに費用が発生する仕組みです。

一般的なドメインの更新料は年1,000〜2,000円程度なので、解約時に払う額としては大きくありません。ただし「完全に自分のものとして永久に無料」ではないことは理解しておいてください。

この点は契約前に知っておくべき条件としてデメリット記事にも記載しています。

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エックスサーバー スタンダード 月693円〜(36ヶ月契約・総額24,948円)
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請求されたときに確認すること

「無料のはずなのに更新料を請求された」という場合、次を順に確認してください。

1. 契約期間を確認する

3ヶ月・6ヶ月契約になっていませんか。更新のタイミングで契約期間を短くすると、特典の対象外になります。

2. 無料枠を超えていないか確認する

契約期間無料枠
12ヶ月1つまで
24ヶ月以上2つまで

3つ目以降のドメインは通常の更新料がかかります。複数サイトを運営していると、いつの間にか枠を超えていることがあります。

3. ドメイン種別を確認する

スタンダードプランで .jp を取得していませんか。対象外の種別は有料です。

4. 特典が適用されているか確認する

Xserverアカウントのドメイン管理画面で、そのドメインが特典の対象として表示されているかを確認してください。

他社から移管したドメインは、特典の適用手続きが必要な場合があります。移管の詳細は移管の記事にまとめています。

Xserverアカウントのドメイン一覧画面
XServerドメインの管理画面。ドメインごとの契約状況と利用期限・自動更新の有無が確認できる(2026年10月9日撮影。ドメイン名などはぼかしています)。

取得時と更新時の違い

混乱しやすい部分です。

取得時更新時
特典の対象0円0円(契約中)
特典の対象外取得価格更新価格

ドメインは一般に、取得価格より更新価格のほうが高く設定されていることがあります。特に「初年度〇〇円」といった安さを打ち出しているサービスでは、2年目以降の更新料が大きく上がる場合があります。

エックスサーバーの無料特典なら、取得も更新も0円で、この価格差を気にする必要がありません。

他社と比較するときは、取得価格ではなく更新価格で比べてください。初年度が安くても、2年目以降で逆転することがあります。これはサーバーのキャンペーン価格と同じ構造です。

更新忘れを防ぐ

ドメインの更新忘れは、サイト運営でもっとも避けたい事故のひとつです。

期限を過ぎるとサイトもメールも使えなくなります。一定期間内であれば復旧できることが多いものの、期間を過ぎると第三者が取得できる状態になります。長く育てたサイトのドメインを失うと、検索評価も被リンクもすべて失われ、取り返しがつきません。

対策

  1. 自動更新を設定する。Xserverアカウントの支払い設定から
  2. クレジットカードの有効期限を確認する。カード切れで自動更新が失敗します
  3. 登録メールアドレスが受信できる状態か確認する。更新案内や失敗通知が届きます
  4. サーバーの契約期限も合わせて確認する。無料特典はサーバー契約が前提です

無料特典で更新料が0円でも、サーバー契約が切れると特典は終わります。ドメイン単体が生きていても、サーバーがなければサイトは表示されません。両方の期限を管理してください。支払い設定の詳細は支払い方法の記事にまとめています。

解約を検討するときの費用

サーバーを解約する場合、ドメインの扱いで3つの選択肢があります。

選択肢費用注意点
ドメインも手放すなしURLが使えなくなる。第三者が取得可能に
エックスサーバーで維持通常の更新料特典は適用されない
他社へ移管移管時に1年分手続きに日数がかかる

ドメインを手放すと、そのURLは二度と使えなくなる可能性があります。被リンクや過去のブックマークもすべて無効になります。サイトを再開する可能性があるなら、ドメインだけ維持しておく判断もあります。

解約の手順と注意点は解約の記事にまとめています。

まとめ

エックスサーバーのドメイン更新料は、12ヶ月以上の契約と対象のドメイン種別という2つの条件を満たせば0円になります。無料枠は12ヶ月で1つ、24ヶ月以上で2つです。

3ヶ月・6ヶ月契約は割引も特典も対象外です。この2つを選ぶ理由はほとんどありません。

「請求された」という場合は、①契約期間、②無料枠を超えていないか、③ドメイン種別、④特典の適用状況の順に確認してください。

「永久無料」はサーバー契約が続いている間の話です。解約後は自己負担、他社移管時は1年分の更新料がかかります。この条件は契約前に理解しておいてください。

もっとも重要なのは更新忘れを防ぐことです。自動更新の設定とカードの有効期限確認を必ず行ってください。ドメインを失うと取り返しがつきません。

特典の条件は無料ドメインの記事、移管の手順は移管の記事、ドメイン全般はドメインピラーをご覧ください。