「マイクラのレンタルサーバー」を探すと一般的なレンタルサーバーの比較記事が出てきますが、共用レンタルサーバーではマインクラフトのサーバーは動きません。必要なのはVPSかゲーム専用サービスです。ここでは4つの方法を比較し、選ぶときに確認すべき項目を整理します。当サイトは非公式サイトで、公式に確認できた内容だけを掲載する方針です。VPS全般はVPSピラーをご覧ください。

✓先に結論:用途で決まる
VPSが向く場合こんな人
  • MODやプラグインを自由に構成したい
  • 自分で構築・更新・管理できる
  • 長く続ける前提がある
ゲーム専用サービスが向く場合こんな人
  • 構築の手間を減らしたい
  • サーバー管理の知識がない
  • 決められた範囲の設定で足りる
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4つの方法の比較

マインクラフトのマルチサーバーを用意する方法です。

方法構築の手間自由度管理の担い手費用の考え方
VPS大きい高い自分月額(定額が多い)
ゲーム専用サービス小さい決められた範囲サービス側と分担月額
共用レンタルサーバー―そもそも不可――
自宅のPC中高い自分電気代・回線

実質的な選択肢はVPSとゲーム専用サービスの2つです。

共用レンタルサーバーが使えない理由

検索結果に一般的なレンタルサーバーの比較が出てくるため、混乱しやすい部分です。
必要なもの共用レンタルサーバー
常駐プロセスの実行不可
専用ポートの開放不可
任意のソフトウェアの導入不可
メモリの確保保証値は非公開

出典:エックスサーバー公式の機能一覧(2026年9月3日確認)。共用プラン側の制約について。

マインクラフトのサーバーは、常に起動して接続を待ち受けるプログラムです。Webサイトのようにリクエストが来たときだけ動く仕組みではありません。共用レンタルサーバーはこの形式を許可していないため、プランを上げても解決しません。

共用レンタルサーバーはWebサイトを公開するためのサービスです。マインクラフトの攻略サイトやコミュニティのサイトを作るのであれば適していますが、ゲームサーバー自体を動かす用途には設計されていません。用途が違うだけで、優劣の話ではありません。

VPSを選ぶ場合

自由度が高い代わりに、全部自分でやることになります。
項目内容
できることMOD・プラグインを自由に構成
好きなサーバーソフトを選べる
設定を細かく調整できる
自分でやることOSとパッケージの更新
セキュリティ設定
バックアップの設計
障害時の復旧

「MODを入れたい」「サーバーソフトを選びたい」という要件があるならVPSです。

VPSは立てて終わりにはできません。OSの更新を止めたサーバーは、公開されている脆弱性を放置した状態になります。マインクラフトのサーバーは外部からの接続を受け付ける以上、放置はリスクです。誰がいつ更新するかを決めてから始めてください。

立て方の手順はマイクラサーバーの立て方にまとめています。

11/4(水)17:00まで
エックスサーバー スタンダード 月693円〜(36ヶ月契約・総額24,948円)
10日間無料お試し ・ 初期費用0円 ・ 独自ドメイン2つ永久無料

ゲーム専用サービスを選ぶ場合

構築の手間を減らせる代わりに、できることが決められた範囲になります。
項目一般的な傾向
構築用意されたイメージやテンプレートで簡略化
設定管理画面から行う形式が多い
MOD・プラグイン対応範囲はサービスによる
管理の負担VPSより小さい
自由度VPSより低い

エックスサーバー株式会社もゲーム向けのサービスを2種類提供しています。

XServer VPS for GameXServer GAMEs
位置づけゲーム専用のVPSマルチサーバーの自動構築サービス
料金36ヶ月契約で2GBが月1,265円、8GBが月3,850円3日220円〜(Minecraftの場合)
対応タイトル37タイトル30以上
メモリ2GB〜128GB2GB〜64GB(有料)
バックアップ記載なし有料サーバーは50GBまで無料
root権限ありなし
構築申込時にゲームを選ぶと自動インストール最短3分で自動構築

出典:XServer VPS for Game公式ページおよびXServer GAMEs公式ページ(2026年9月5日確認・税込)。初期費用はいずれも無料です。

MODやプラグインを入れるならroot権限のあるVPS側、とにかく手早く立てて短期間遊ぶだけならXServer GAMEs側という分け方になります。詳細はXServer VPS for Gameの記事にまとめています。契約前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

自宅のPCで立てる場合

費用はかかりませんが、別の負担が発生します。
項目内容
費用サーバー代は不要
電気代起動し続ける分がかかる
回線上り速度が参加者の体験に影響する
PCの負担他の作業と競合する
常時参加PCを止めると遊べない
セキュリティ自宅の回線を外部に開放することになる

自宅の回線を外部に開放する点は、慎重に判断してください。設定を誤ると、意図しない範囲まで外部からアクセスできる状態になり得ます。身内だけで一時的に遊ぶ場合を除き、VPSかゲーム専用サービスのほうが安全です。

XServer VPSの申込画面
XServer VPSの申込画面の最初のページ。XServer VPSとXServer VPSクラウドの違いが表示される(2026年10月9日撮影)。

選ぶときに確認する6項目

#項目なぜ重要か
1メモリ容量動作の安定に直結する
2プラン変更の条件足りなかったときに上げられるか
3バックアップの方法ワールドデータを失わないため
4復旧手段(コンソールなど)接続できなくなったときのため
5転送量の扱い上限と超過時の課金
6誰が管理するか更新が止まるとリスクになる

③のバックアップは最初に決めてください。時間をかけて作った建築物が、サーバーの不調やデータの破損で失われることがあります。VPSでは自動バックアップが標準に含まれないことがあるため、その場合は自分で仕組みを作る必要があります。

⑥の管理者も決めておいてください。友人同士で費用を分担する場合でも、更新と障害対応を誰がやるかが曖昧だと、放置されたサーバーになります。

メモリの目安

プラン選びの基準になります。

構成考え方
バニラ・少人数2GB程度から動作するが余裕を見る
バニラ・人数が多い人数に応じて増やす
プラグイン導入構成しだいで大きく増える
MOD導入MODの数と種類で大きく増える
ワールドが広い読み込む範囲が増えるほど必要量が上がる

メモリ不足は「落ちる」「重い」という形で現れます。迷ったら1段階上を選ぶほうが安定します。

まとめ

マインクラフトのマルチサーバーは、共用レンタルサーバーでは立てられません。常駐プロセスとポートの開放が必要で、共用サーバーはどちらにも対応していないためです。プランを上げても解決しません。

実質的な選択肢はVPSとゲーム専用サービスの2つです。

VPSは自由度が高い代わりに、OSの更新もセキュリティ対策もバックアップも自分の作業になります。MODやプラグインを自由に構成したいならこちらです。

ゲーム専用サービスは構築の手間が小さい代わりに、できることが決められた範囲になります。管理の知識がない場合はこちらが現実的です。

自宅のPCは、常時参加させたい場合には向きません。電気代と回線の負担に加えて、自宅の回線を外部に開放することになります。

確認すべきは6項目。とくにバックアップの方法(建築物を失わないため)と誰が管理するか(更新が止まるとリスクになる)は、始める前に決めてください。

エックスサーバー株式会社には、root権限のある「XServer VPS for Game」(36ヶ月契約で2GB月1,265円〜)と、最短3分で立つ「XServer GAMEs」(Minecraftは3日220円〜)の2つがあります。MODやプラグインを入れるなら前者です。料金は変わることがあるため、契約前に公式サイトでご確認ください。

立て方の手順はマイクラサーバーの立て方、ゲーム向けサービスはXServer VPS for Gameの記事、VPS全般はVPSピラーをご覧ください。