ゲームサーバーを無料で試せる枠は、「試す」目的なら有効ですが、続ける前提のサーバーには向きません。理由は単純で、期間が終わったときにワールドデータが残る保証がないからです。参加者を集めてから続けられなくなると、影響は自分だけにとどまりません。ここでは確認すべき点と、有料に移る判断基準を整理します。当サイトは非公式サイトで、公式に確認できた内容だけを掲載する方針です。VPS全般はVPSピラーをご覧ください。

✓先に結論:用途で決まる
無料枠が向く使い方こんな人
  • サーバーの立て方を試す
  • 短期間だけ遊ぶ
  • 有料に移る前の動作確認
無料枠を避けたい使い方こんな人
  • 参加者を集めて長く続ける
  • ワールドを作り込む
  • 公開してコミュニティを作る
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XServer GAMEsの無料サーバーと有料サーバー

XServer GAMEsは、ゲーム用のマルチサーバーを申し込みだけで自動構築するサービスです(VPSではありません)。無料サーバーと有料サーバーの2種類があります。

項目無料サーバー有料サーバー
料金0円3日220円〜(タイトルと人数で変動)
契約の更新手動更新(ゲームにより8〜72時間ごと)自動更新
同時接続1〜5人1〜100人以上
メモリ2〜16GB(ゲームごとに固定)2〜64GBから選択
バックアップ―50GBまで無料
そのほか初期ドメイン、基本的なカスタマイズアカウント管理、スケジュール、ポート開放、優先サポート
現在の受付新規受付を停止中(2026年9月5日時点)受付中

出典:XServer GAMEs公式ページ(2026年9月5日確認・税込)。有料サーバーの目安はMinecraft 220円〜、ARK 438円〜、Palworld 1,290円〜(いずれも3日)。初期費用は無料で、全プランに初期ドメインが付きます。

対応タイトルは30以上。Minecraft、Palworld、ARK: Survival Evolved、Core Keeper、7 Days to Die、Terraria、Rust、Valheim、Project Zomboid、Counter-Strike 2 ほか。ほとんどのゲームで最短3分程度で構築が終わります。

無料サーバーの更新間隔は、ゲームによって8〜72時間です。1日1回どころか、8時間ごとの更新が必要なタイトルもあります。寝ている間に期限が来るという設計なので、作り込んだワールドを置く場所ではありません。

他サイトの記事に条件が書かれていても、いつ時点の情報かを確認してください。無料枠の条件は変更されることがあり、古い記事の内容がそのまま当てはまるとは限りません。利用前に必ず公式サイトの案内をご確認ください。

最初に確認すべきこと

期間が終わったらどうなるか。これに尽きます。

大きく2通りに分かれます。

パターンA:有料契約に移行してデータが残る

続ける場合は問題ありませんが、自動で課金が始まる形式なら注意が必要です。試すだけのつもりだった場合、想定外の請求になります。

パターンB:停止してデータが削除される

ワールドデータが消えます。作った建築物も、集めたアイテムも、整備した地形も戻りません。

どちらのパターンでも、ワールドデータは手元にも保存しておいてください。データを取り出す方法が用意されているか、取り出せる形式は何かを、始める前に確認しておくと確実です。「期限が来てから慌てる」が最悪の展開です。

無料枠で長く運営しないほうがよい理由

自分だけで遊ぶなら、消えても自分が困るだけです。問題は人を招いたときに起こります。

リスク影響
期間の終了参加者全員が続けられなくなる
ワールドデータの削除全員の作ったものが消える
条件の変更人数や構成の制限が変わる可能性
更新手続きの失念気づいたら停止していた

参加者が増えるほど、止まったときの影響は大きくなります。「無料だから」と始めたサーバーに10人集まった状態で期限が来ると、10人分の時間が失われます。

用途を分けるのが現実的です。無料枠は「立て方を試す」「動作を確認する」ために使い、人を招いて続けるサーバーは有料契約で運用する。この分け方なら、無料枠が終了しても影響が出ません。

11/4(水)17:00まで
エックスサーバー スタンダード 月693円〜(36ヶ月契約・総額24,948円)
10日間無料お試し ・ 初期費用0円 ・ 独自ドメイン2つ永久無料

有料に移るタイミング

次のどれかに当てはまったら、移ることを検討してください。
  1. 参加者が自分以外に増えた
  2. ワールドを作り込み始めた
  3. 長く続ける前提が固まった
  4. MODやプラグインを本格的に入れたい
  5. 人数や構成の制限が窮屈になってきた

①と②は特に重要です。他人が関わった時点で、止まったときの影響が自分だけの問題ではなくなります。また作り込んだワールドは、失ったときの損失が時間として大きくなります。

更新手続きの注意

無料枠に更新の仕組みがある場合、次を確認してください。

確認項目見るポイント
更新手続きの要否自動か、自分で操作が必要か
更新できる期間期限前のいつからいつまでか
更新の回数制限何回まで継続できるか
更新を逃した場合データは残るか

「自分で操作が必要」なタイプがもっとも失敗しやすい形式です。更新期間が期限直前の数日間だけに設定されている場合、その期間に気づかないと終了します。

期限は契約したその日にカレンダーへ登録してください。1週間前にも通知が来るよう設定しておくと確実です。メールでの案内があっても、迷惑メールフォルダに入って気づかないことがあります。

サーバーパネルのトップ画面
サーバーパネルのトップ。ディスク使用量・サーバー情報・ドメイン一覧がまとまっている(2026年10月9日撮影。ドメイン名などはぼかしています)。

有料の選択肢

続ける前提があるなら、有料の選択肢は2つです。

選択肢特徴
ゲーム向けVPSテンプレートで構築が簡略化される
通常のVPS自由度が高いが構築は自分で行う

対応タイトルに含まれているならゲーム向けVPS、含まれていないか構成を細かく調整したいなら通常のVPSという分け方になります。

どちらを選んでも、運用は自分の作業です。OSとサーバーソフトの更新、ワールドデータのバックアップ、接続できないときの切り分けは残ります。「誰がいつやるか」を決めてから始めてください。友人同士で費用を分担する場合でも、管理する人は決めておく必要があります。

ゲーム専用VPSは36ヶ月契約で2GBが月1,265円、8GBが月3,850円です。詳細はXServer VPS for Gameの記事とVPS料金の記事をご覧ください。

共用レンタルサーバーは選択肢に入らない

念のため整理しておきます。

一般的な共用レンタルサーバーでは、ゲームサーバーは動きません。常時動き続けるプログラムの実行と専用ポートの開放が必要ですが、共用サーバーはどちらにも対応していないためです。プランを上げても解決しません。

出典:エックスサーバー公式の機能一覧(2026年9月3日確認)。共用プラン側の制約について。

共用レンタルサーバーは、ゲームの攻略サイトやコミュニティのWebサイトを作る用途には適しています。用途が違うだけで、優劣の話ではありません。

まとめ

無料でゲームサーバーを試せる枠は、「試す」目的なら有効です。立て方の確認や短期間の利用には向いています。

最初に確認すべきは「期間が終わったらどうなるか」です。有料契約に移行してデータが残るのか、停止して削除されるのか。この違いで必要な対応がまったく変わります。

どちらの場合も、ワールドデータは手元にも保存してください。取り出す方法と形式を、始める前に確認しておくと確実です。

参加者を集めて長く続けるサーバーには向きません。止まったときの影響が自分だけの問題ではなくなるためです。

有料に移るタイミングは、参加者が増えたとき・ワールドを作り込み始めたとき・長く続ける前提が固まったときです。

更新手続きが必要な形式なら、期限をカレンダーに登録してください。1週間前の通知もあわせて設定しておくと確実です。

XServer GAMEsの無料サーバーは同時接続1〜5人で、更新間隔はゲームにより8〜72時間。2026年9月5日時点で新規受付は停止中です。有料サーバーは3日220円(Minecraft)などから使え、50GBまでのバックアップが付きます。条件は変わるため、利用前に公式サイトの案内をご確認ください。

ゲーム向けVPSはXServer VPS for Gameの記事、マイクラの立て方はマイクラサーバーの立て方、VPS全般はVPSピラーをご覧ください。